top of page
第2回9条総会2017_1.png
池田香代子&守田省吾.JPG
第2回9条総会2017_2.png
【ご案内】

 池田香代子さんは、ドイツ文学翻訳家で、九条の会世話人もされております。東京都出ご出身で1976年東京都立大学人文学部独文学科卒業後、ドイツに留学され、帰国後、翻訳、著作活動をされています。早稲田大学や東京女子大学、中央大学、NHKラジオ第2放送外国語講座の講師を務めた。主な著作は「哲学のしずく」、「魔女が語るグリム童話」、「世界がもしも100人の村だったら」などがあります。主な翻訳では、ゴルデル「ソフィーの世界」・「完訳クラシック グリム童話」などがあり、1998年、ピリンチ『猫たちの森』(早川書房)で第1回日独翻訳賞を受賞されています。以前、大学生協の書籍セミナーで「世界がもしも100人の村だったら」についての講演をいただいています。

 みすず書房社長の守田省吾さんは、編集部長・専務などを歴任され、2017年4月の株主総会で第7代目の代表取締役社長に就任されております。なお、みすず書房は、1945年12月にその1歩をスタートさせた、人文科学分野では著名な出版社です。なお、劇場公開中のヴァンサン・ペレーズ監督作《ヒトラーへの285枚の葉書》の原作である『ベルリンに一人死す』も、みすず書房から刊行されています。

 「夜と霧」の原書はドイツの心理学者が強制収容所の体験をつづったものですが、その翻訳に携わった方々に直接お話をお伺いできる機会なのでとても興味深く感じております。

 また、「アウシュビッツ」ということでいうと、大学生協では、テーマのある旅という名称で、海外旅行ツアーの販売も行っていますが、その中での人気NO1コースが「ヨーロッパピースツアー」です。アウシュビッツの強制収容所などもコースに入っていて、実際に訪れた学生さんも、いろんなことを感じています。

「過去」の「ドイツ」の事柄から、「現在」の「日本の私たち」が何を学び、これからにどうつなげていくのか、をぜひ考えるにしていきたいと思っています。

  • Twitter Social Icon
  • Twitter Social Icon
bottom of page